宇宙兄弟33巻出た!
「漫画があればあとは1日3食の飯と風呂があれば問題なく生きていける」と自負している、やましげこと山西 茂です。
今日はこないだ購入した「宇宙兄弟」の最新刊の33巻のお話です。
宇宙兄弟33巻は月面天測望遠鏡「シャロン」の設置ミッションのつづきから始まります。
太陽波?の脅威が迫る中着々とミッションを進めるムッタとフィリップ、エディの最後の船外ミッションなど見所はたくさんありますが、今回の主役はやはりカルロですね。
ほんと軽薄にみえて熱い漢ですよ。
ネタばれはしたくないので、内容は伏せておきますね。
宇宙兄弟は、次々に問題が起きるたびにみんなで解決していく展開も面白いのですが、最大の魅力は「いろんな人の思いや、行動が繋がり、めぐりめぐって多くのことを成していく」これに付きますね。
シャロンの話は毎回泣いてしまいますし、セリカさんのお父さんの話や、ムッタの弟ヒビトが月面で起きた事故によってパニック障害を患った時に支えてくれた仲間たちとの話も感動しました。
なんせ出てくる主要人物のほとんどが「変なやつ」や「嫌なやつ」はいても、「悪いやつ」がいないですからね。
「俺の敵は だいたい俺です」みたいな、こう勇気の出る名セリフみたいなのもおおくて、読んでて凄き気持ちがいい漫画です。
小山宙哉先生は、ほんと素晴らしい漫画家さんですね。
宇宙ものはSF系しかみたことなくて(これもSFだろうけど)、宇宙兄弟みたいにリアルに描かれた作品でココまではまるとは正直思っていませんでした。
それにしても宇宙兄弟最大のなぞなのが、ムッタたち宇宙飛行士をサポートするAIロボット「QT-4X」、通称ブギーのAIの知能力の高さです。
フィクションとはいえなんか時代背景にあのAIの対応力が適してしていない気がするのですが、気のせいでしょうか。
ムッタとのやり取りみてたらすげー煽ったりしますよね(笑)
宇宙での研究や実験の成功よりもお前の知能の高さに驚くわ!
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